ゲームレビュー ニムト



ウチがアナログゲームにハマった理由は放課後さいころ倶楽部という漫画です。
ウチが退院したあと、何か面白い漫画はないかと探していたときのことです。
ウチはアマノジャクなところがあり、進撃の巨人とかテラフォーマーズなどのメジャー化されたものより、あまり知られていない、マイナー作品が好きなんで、マイナー作品の漫画で検索すると、この放課後さいころ倶楽部が出てきました。
その後何軒かの古本屋を回りましたが見つからず、最終的にはグランフロントの本屋で当時既刊であった五巻までをまとめて購入しました。
アナログゲームの入門本として優れた漫画なんですが、近所の本屋では見つからないほどマイナーなのが難点なので、大きい本屋か漫画専門の本屋、確実に手に入れたいのならネットで探してください。

さて、今回はそんな放課後さいころ倶楽部に出てきたゲーム、“ニムト”です。
放課後さいころ倶楽部三巻に入っている第19話、《ミドリの正しい使い方》でテーマになっているゲームです。
あらすじを軽く説明すると、ボードゲーム作家になることを夢に持つ主人公の一人、大野翠の元に生徒会副会長の渋沢蓮が現れます。
彼女と翠は中学からの先輩後輩の関係で、当時の生徒会での手腕を受けて文化祭の準備を手伝ってほしいと言われますが、翠は生徒会の仕事をするつもりはないと断ってしまいます。
諦めきれない蓮は、翠のバイト先であるさいころ倶楽部にまで押し掛けて勧誘してきますが、ここで翠はバイトはお金のためではなく、ボードゲームを作るためだと夢を語りますが、蓮は時代遅れだと言って馬鹿にします。
全く諦めない蓮に、翠はゲームで決着を持ちかけますが、そのゲームが“ニムト”です。

このゲームは得点を取らないことが目的という、普通とは逆となるゲームです。
最初、場には数字が書かれたカードが四枚あり、全員が一斉に手札から一枚選んで出します。
出されたカードは小さい順に一番近い数字の場に右へと並べていき、とある場が六枚になったとき、六枚目出したプレイヤーは五枚目までのカード全てを引き取り、六枚目を一枚目にして再開します。
もし、出したカードがどの場よりも小さければ、好きな場を選んで引き取ります。
カードには牛のマークが書かれており、そのマークが一番少ない人が勝者となります。

ポイントはいかに引き取らないか、ではなく引き取るか。
場よりも小さい数字を出せば自分を引き取らなければいけませんが、それを使えば相手に取らなくてよかったはずのカードを引き取らせることが出来ます。
つまり、完全に安全だった数字が、いきなり危険なカードに変化してしまうということ。
そして、いずれ手札全てが危険だと分かると、自ら引き取ることを選ぶか、はたまた他の人が取ることを祈ってカードを出すかと悩み出すでしょう。

ウチがやったときは場には大減点カードが多い上、多人数でいきなりアウトもありえるという緊張感がある状態で始まり、場が一つ埋まり、また一つ埋まり、まるでチキンレースのような展開でウチは惜しくも二位……。一枚も取ってなかった人が六枚目を出したから抜いたかと思ったら……。
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