ゲームレビュー ごいた(追記あり)



ごいたぎぐを書いている上で一番の難関。それはリアルなごいたシーンです。
そのためにウチは矛盾や不可解な打ち回しが出来ないように棋譜を作っているのですが、これがなかなか大変な作業になっています。
なにしろ、勝ち筋や残った手駒を指定しながら、途中の受け攻めが不自然になってはいけないので。
一つ一つ、無造作の線だけが描かれたジグソーパズルを組み上げていくように、手駒を入れ替えたり、打ち方を少し変えてみたりしてやっています。
さらにウチよりもごいたが上手い人にも相談に乗ってもらっています。
恐らく、ごいたのヨシフもこの先、ごいたの対戦シーンで悩むと思うので頑張ってほしいところです。

さて、今回はその“ごいた”の紹介です。
いつものようにレビューと書いていますが、やった上での感想というより、ごいたぎぐを楽しく読んでもらえるようにごいたのルールを交えて紹介する方式でいきます。

ごいたは北能登の宇出津(うしつ)地方の伝統的なゲームで、現在は普及活動やオンラインの効果もあって、全国で遊ばれるようになりました。
ごいたはペア戦で行い、先に合計150点を獲得したペアが勝利となります。

駒は“し”(将棋で歩にあたる)、“香”(ごん)、“馬”(ばっこ)、“銀”、“金”、“角”、“飛”、“王”(“王”と“玉”に分かれてることがある)の八種類があり、“し”は十枚、“角”“飛”“王”は二枚ずつ、他は四枚ずつの計32枚を使います。

まずペアと親を決めたら、駒を裏向きのまま混ぜ、画像のように円形に並べます。
親は駒が見えないように上を向いたり(あごのくと言う)して、隣(左右どちらでもいいが、右隣がやることが多い)に駒一つを指さしてもらいます。
親はその駒から何枚先、もしくは前の駒を指定することができます。もちろんその間も親は駒を見ていませんし、選ばれた駒そのままでも構いません。
選ばれた駒を親が取り、そこから全員左回りの順に、駒を左回りの順番で取っていき、全員が八枚ずつになったら準備完了です。
この時点で手の中に“し”が五枚以上あった場合は特別なことをしますが、それはあとで説明します。

全員の場にはそれぞれ2×4の置き場があり、前列四つは受け、後列四つは攻めに使います。
親は手駒から一つを裏向きで受け場に置き、その後ろの攻め場にもう一枚を表向きで出します。
手番は左回りで順番に回ってきます。手番が回ってきたら、受けるか、なしと言うかの二つが行えます。
受ける場合は、攻めに出した駒と同じ駒を手駒の中から選んで受け場に出し、攻め場に新たな駒を出します。
なしはいわゆるパスで、そのまま次の人に手番が移ります。
受けはあったら必ず受ける必要はありません。温存しておきたかったり、受けたくなければそのままなしと言っても構いません。
もし一つの攻め駒に対して、他の三人がなしと言った場合、その攻め駒を出した人は親の初手と同じように手駒から一枚を裏向きで受け場に置き、攻め場に新たな駒を置きます。
これらを繰り返し、最初に駒をなくした人に得点が入ります。
得点は最後に攻め場に置いた駒の種類によって変わり、“し”は10点、“香”と“馬”は20点、“銀”と“金”は30点、“角”と“飛”は40点、“王”は50点になります。
さらに、最後に駒を伏せて受け場置いたとき、もしその駒と最後に置いた攻め場の駒が同じだったときは得点が倍になります。

“王”は特別な駒で、まず“し”と“香”以外の駒で攻められてもこの駒で受けることができます。
また、“王”は攻め場に置くことができません。ただし、そのラウンドの中で既に王が置かれていた場合、または自分の手駒に二枚ともあったときは攻めに使うことができます。その場合は誰も受けることができません。

最後に五しの説明です。
手駒を配り終えたとき、手駒の中に“し”が五枚あれば、それらを公開します。そして公開した人の相方が配り直すか続けるか選択できます。
続けた場合は五枚の“し”は元の持ち主に戻ります。
また“し”が六枚あれば六しと言い、その時点でラウンド終了となり、“し”以外の残った駒で高い得点のほうが獲得できます。
さらに七枚の七しは残った駒の倍の得点。八枚の八しは固定点100点。
そして五しが自分と相方同時にできたとき、その瞬間で勝利になります。まあ、七し以降はウチ見たことないですが。

派手なゲーム展開はほとんど存在しないという地味な外見ながら、ラウンド終盤では長考を何度もかけてしまうという戦略性。
子どもでも覚えられそうなシンプルなルールでありながら、その実体は底が見えないほどの奥深さ。
昔は能登でしか出来なかったゲームですが、今ではプレイスペースやごいたオンラインもあるので気軽に遊べるようになりました。
スマホの方はCP戦のみながらアプリも存在するのでそちらでも遊べます。
ウチがよく行くディスカバリーゲームズでも、金曜日はごいた会があるのでそちらもよろしくお願いします。

2016年7月19日追記。
ごいたオンラインはスマホでも遊べますし、ウチも参加しています。
無料のうえメルアド登録なしなのでかなりオープンなサイトです。
また先日、そこでこんなん出ちゃいました。

はじめてです……こんな得点で負けたの……。
ちなみにこれが出る確率をサッと計算してみると、0.000000258348906605424%というとんでもない数値に。
これ、回数計算したら約四億回に一回って……。
計算ミスかもしれないですし、もし正しい確率を知っている方がいれば、コメントなりTwitterのDMなり連絡ください。

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